多くの競走馬がデビューするものの

競馬というのは多くの競争馬がデビューすることで知られていますが、その中で一握りの馬しかオープンの競争に出ることはできません。殆どの馬が未勝利で消えてしまうとされており、一気に馬が引退する季節もあるくらいです。それくらい厳しいような制度を採用していますが、弱い馬を延々と走らせるような状態を作ってはならないとしているので、結果的に厳しい制度を採用せざるを得ないのです。未勝利の馬には、3歳の10月くらいから走るレースは用意されなくなってしまいます。
もちろん未勝利の状態でも、500万下のようなレースには出走することができますし、過去には未勝利などに重賞に挑戦して、賞金を獲得できる状態を作ってG1に出走しそうになった馬もいるくらいです。これが競馬の変な所でもありますが、未勝利の馬でも格上挑戦が可能となっており、出走出来れば勝利を収めることもできます。ただ1勝も挙げていない馬が、色々なレースに出走することは困難と言えることであり、出られるレースが相当限られてしまうことも多いです。
そのため多くの厩舎では、未勝利の馬を出すくらいなら、他の競馬場へ移籍させてから再度戻すという作業が行われています。これによって出走した馬が500万下の条件馬として戻ることが可能となるので、レースに継続して出走することができます。惜しいレースが続いていた馬で、勝てずに終わるくらいならという思いを持って、オーナー側と協議をすることも多いです。ただ競馬で移籍をするということは、勝たないと戻ってこれないことを意味します。
複雑なレース形態となっているものもありますが、勝たないと次が見えないような形にしているのです。価値を取ることが出来ない馬にとっては辛い状態が続くこともありますが、これが競馬と言えることでもあります。多くの馬が知らない間にターフを去ってしまい、本当に一握りの馬が名声を得ているのは、人と同じことなのです。こうした仕組みを理解すると、より楽しめる要素が増えるかもしれません。

SNSでもご購読できます。