競馬で資産運用をする際に忘れてはいけないこと

競馬場というと昔は目を血走らせた人たちが集まる特殊な場所といったイメージでしたが、最近はとてもキレイに整備され、以前ほど入りづらいという印象はなくなりました。特に家族連れや女性客を意識したサービスが充実し、そういった客層が安心して楽しめるようグルメコーナーやキッズコーナーが設置されています。大型連休の頃には、家族連れや女性客を呼び込むために、ビールの無料サービス券を配っている所もあるみたいですよ。
またインターネット環境の発展により、わざわざ競馬場に足を運ばなくても馬券を買える仕組みも確立され、馬券を買うのにも昔に比べ随分敷居が低くなりました。こうした中、株と同じように金融資産の運用という目線で競馬を行う方たちも増加しています。
数年前、馬券を大量に買い資金を運用していた方が、はずれ馬券を経費として計上しようとしたところ、税務署からはずれ馬券は経費として認められないと、多額の追徴課税を請求されたという事件がありました。
追徴課税された額が数億円と多額であり、盛んに報道されたので記憶にある人も多いと思います。もちろんこの後裁判になり、結局、判決ではずれ馬券は経費として認められるということで決着しました。
しかし同様のケースで、同じく裁判で争ったもののはずれ馬券が経費として認められず追徴課税されたケースもあり、競馬を資産運用の手段として活用することの難しさを浮き彫りに致しました。ポイントとして、経費として認められたケースでは、馬券の購入をインターネットで行っており、収支の表示にあいまいさが無かったという点が挙げられます。ここから分かるのは、どんな資産運用であっても、一番大切なのは売買の過程をあいまいにしないということです。結局はそれが何かトラブルになった際、自分を守る最強の方策となります。また、丹念に運用の過程を残すことによって、後のデータ分析にも役立つことでしょう。
競馬で資産運用を考えている方は、その点の配慮をお忘れなく。

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