競馬の悲喜こもごも

私が熱中した競馬の魅力について

日本が誇る賭け事の中で一番白熱するものは何かと聞かれたら、私は胸を張って競馬と答えることができます。やはり人間性能だけで勝負が決まるのではなく、馬という動物との連携プレイをすることで、レースの結果が不確定に近づいていく形だとすごく興奮するんです。確定する未来ほどドキドキしないものはありません。何よりそれでは、予想のし甲斐ないし万人が同じ結果を出したら面白くないじゃありませんか。そういうわけで、私は競馬を趣味として早10年も立ってしまいました。最初のキッカケは友人に連れられて競馬場に連れて来られて来たときです。最初はレースが盛り上がっていてすごいなあ程度で、周りの人たちの応援の熱気に驚かされている程度でしたが、実際に自分も馬券を買う立場になると、いつの間にか周りの人と同じように、夢中になって馬を応援している自分の姿がそこにありました。それくらいに一度経験すると入り込んでしまう魔力を持っているのです。とはいえ、一応賭けるということは身銭を切るわけですから、それなりに生活費を削ることになります。あまり熱くなりすぎると、大切な生活費がなくなってしまうので、そこは自分の許される範囲内でお金を賭けることをおすすめします。私は自制心が低いのか、たまにやりすぎてしまうこともあるのですが、それでも賭けることのできる金額の限界を決めているので今のところ何とかなっています。たまに大勝するとすごく気持ち良いので、その分だけでもトントンといったところです。どの馬が勝つか?の予想を立てることですが、色々な予想方法がありますよね。私が好きな予想の方法は、過去のレースの積み重ねのデータ集積です。だいたいのレース、特にG1やG2などの大型のレースはどの枠が勝ちやすいとか、過去のどのレースに勝った馬が来るだとか、そこそこ決まってきます。これこそがデータ勝負法の本命だと思っています。かなりの精度で当たりやすくなるので私が今のところ一番頼りにしている予想方法です。

学生時代、先輩と競馬場へ行きました。

私は東京での学生時代、家庭の諸事情から両親の仕送りが一切なく、アルバイト代だけで生活していました。上京初年度は新聞奨学生として住み込み寮で暮らしながら働き、そこで敷金礼金、その他生活費を準備して、2年目からアパートで一人暮らしを始めました。

アルバイトは食事を浮かすためにまかない付である飲食関連でしか働きませんでした。その中でも、ある大手商社の社員レストランでのアルバイトは長く、約2年ほど続けていました。

私の他にも他大学の生徒や専門学校生、フリーターなども多く、すぐにみんなと仲良くなれました。同じ大学の先輩とも大学内ではなく、このアルバイト先で出会い、それ以降、とても親しくさせてもらいました。

休日はいっしょに食事へ行ったり、飲みに行ったりもしましたが、その先輩は競馬がとても好きで、私をよく競馬場に連れて行ってくれました。

私は馬券の買い方から勝ち馬の予測など、まったくわからない素人だったので、新聞の見方や馬券の買い方、予測の立て方など、一から丁寧に教えてもらいました。先輩の親切丁寧なレクチャーのおかげもあって、私は徐々にコツをつかんでいき、わずかながらに賭けた馬券が勝つようにもなってきたのでした。

そんな矢先、暮れの有馬記念がいよいよ目前という季節になりかけていた頃、先輩はその月の仕送りを全額、ある一頭の馬に賭けるというのでした。勝てば天国ですが、負ければ仕送りがすべてなくなり、年末年始の故郷への帰省もできないとのことでした。

先輩はそんなスリル感を楽しんでいるようでしたが、私は普段の生活でも精一杯のためそんなことはできず、数百円を賭けて先輩と付き合うまででした。

有馬記念の当日、二人で競馬場へ行き、レースを見守っていました。少額しか賭けていない私も先輩の暴挙にドキドキしていましたが、レースはすぐに結果が出ました。私の賭けた馬は予想通りの結果となりましたが、先輩の一点に絞ったその馬はすぐに失速し、あっけなく敗れました。

その時の先輩の失望感はすごいものがありましたが、競馬の思い出として、今でも忘れられない出来事です。

“私は東京での学生時代、家庭の諸事情から両親の仕送りが一切なく、アルバイト代だけで生活していました。上京初年度は新聞奨学生として住み込み寮で暮らしながら働き、そこで敷金礼金、その他生活費を準備して、2年目からアパートで一人暮らしを始めました。

アルバイトは食事を浮かすためにまかない付である飲食関連でしか働きませんでした。その中でも、ある大手商社の社員レストランでのアルバイトは長く、約2年ほど続けていました。

私の他にも他大学の生徒や専門学校生、フリーターなども多く、すぐにみんなと仲良くなれました。同じ大学の先輩とも大学内ではなく、このアルバイト先で出会い、それ以降、とても親しくさせてもらいました。

休日はいっしょに食事へ行ったり、飲みに行ったりもしましたが、その先輩は競馬がとても好きで、私をよく競馬場に連れて行ってくれました。

私は馬券の買い方から勝ち馬の予測など、まったくわからない素人だったので、新聞の見方や馬券の買い方、予測の立て方など、一から丁寧に教えてもらいました。先輩の親切丁寧なレクチャーのおかげもあって、私は徐々にコツをつかんでいき、わずかながらに賭けた馬券が勝つようにもなってきたのでした。

そんな矢先、暮れの有馬記念がいよいよ目前という季節になりかけていた頃、先輩はその月の仕送りを全額、ある一頭の馬に賭けるというのでした。勝てば天国ですが、負ければ仕送りがすべてなくなり、年末年始の故郷への帰省もできないとのことでした。

先輩はそんなスリル感を楽しんでいるようでしたが、私は普段の生活でも精一杯のためそんなことはできず、数百円を賭けて先輩と付き合うまででした。

有馬記念の当日、二人で競馬場へ行き、レースを見守っていました。少額しか賭けていない私も先輩の暴挙にドキドキしていましたが、レースはすぐに結果が出ました。私の賭けた馬は予想通りの結果となりましたが、先輩の一点に絞ったその馬はすぐに失速し、あっけなく敗れました。

その時の先輩の失望感はすごいものがありましたが、競馬の思い出として、今でも忘れられない出来事です。