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2015年のスプリンターズSを振り返ってみる

2015年10月4日に中山競馬場で行われた今秋初のGⅠレースであるスプリンターズSは、牝馬のストレイトガールが中団から見事に差しきって1番人気に応え、GⅠ2勝目を挙げました。このレースは戦前の予想がとても難しく、ファンにとってはとても悩ましかったと思います。

 人気になったのは牝馬の3頭です。前述した勝ち馬のストレイトガールを筆頭に、夏のGⅢ連勝を飾って勢いに乗るベルカント、さらに前哨戦であるGⅡのセントウルSで最後方から僅差2着まで迫ったウリウリが、綺麗に人気を分け合っていました。わたしもこれら3頭の中からどれを本命にするか迷いに迷ってしまい、結果的にはレース当日の午前中にウリウリ本命としました。その時点ではまだベルカントが1番人気で、他のファンも迷っているんだなあということがそんなオッズの変動からわかりました。

 レースが始まると、ウリウリは思いのほかスタートで失敗をせず普通にレースを進めることができました。しかし、あえて行儀のよい優等生の競馬をしたほうが結果が振るわない馬もいます。ウリウリもそれに該当してしまったのか、後方から脚を伸ばしたのですが5着止まりでした。

 2番人気に落ち着いた武豊騎手騎乗のベルカントは、気分良く先行したまでは良かったのですが直線で行き場を失くして失速しました。スプリント血統の代名詞とも言えるサクラバクシンオー産駒ですが、なぜかこのスプリンターズSとは相性が悪くて好結果を残せていません。今回もその謎の法則通りになってしまいました。対して勝ったストレイトガールはとても綺麗な走り方で、レース運びが1番スムーズでした。スプリント戦はちょっとしたミスやトラブルが命取りですから、そこは鞍上の戸崎圭騎手がストレイトガールを上手く導いた結果と言えます。

 私は馬券をはずしてしまったので今秋のGⅠ戦線で好スタートを切ることはできませんでしたが、秋競馬はまだまだ始まったばかりです。中山開催が終わっていよいよ東京開催が始まりますので、そこで結果を出したいです。

競馬ではスタートが勝敗を左右する事がある

スタートの瞬間というのは競馬全体の行方を左右するポイントの1つだと言えます。ここで全てが決まってしまうという程ではないのですが、重要である事は疑いようもありません。ちなみに競艇ですと最終的な勝敗が第一コーナーの時点で決まってしまう事もあるそうです。こちらは、そこまでではありませんけども競馬の流れに影響を与えます。

先にゴールすれば勝ちというルールですから、普通に考えれば前に出た方がお得だとなるはずです。しかし、ここが難しい所でして、前の方に行くと馬が勝手に走って行ってしまう可能性があるんですね。なにも障害物になるものがありませんから、自分の気の向くままに全力で行ってしまうのです。そうなるとお分かりかと思うのですが、スタミナ切れとなってしまいます。2番手以降の馬と大差をつけているから、このまま1着になれるのではないかと思われた馬があっけなく抜かれて行くのはお馴染みの光景です。たまにそのままゴールする事もあるのですが、正直な所まれなケースです。

その点、集団の真ん中ら辺ですと、その様になる心配をせずに済みます。しかし、これは周りを他の馬達に囲まれていますから、抜け出すという事が難しくなります。一旦横に、或いは隙間を見つけて前方に行かなくては行けなくなるので騎手の技量が問われる事になります。また、それと同時に狭い場所でも全速力で走れるような馬の性格も求められます。

最後尾は周りに邪魔をする物は一切ありませんが、その分後ろ側にいるために先頭との距離がつき過ぎてしまう事が多いです。つまりは、どのポジションにいたとしても一長一短あるという事なのです。ただ、傾向としては先行逃げ切りは続かない事が多いですね。それくらいの事は言えるかもしれません。

後半一気に追い上げる様なタイプの馬の方が勝ちやすいのですが、オッズは低くなる事が多いので、競馬で大きく勝ちたいのなら先行型の馬券を買っておいた方が良いでしょう。